日本語入力(IME)の有効化を変換キーで行う

2023-05-10

Windowsの既定値では、日本語入力の有効化はキーボード左上の「半角/全角キー」で行います。
キーを押すたびにIMEの有効・無効が切り替わる、という動きになります。

この場合、今の状態が有効なのか無効なのか意識しないといけません。
それを気にしなくてよいように、「日本語を打つ前は『変換キー』を押す」、「変換したくない場合は『無変換キー』を押す」というように設定を変更します。

Google日本語入力の場合は、「プロパティ」→「キー設定」→「キー設定の選択」→「編集…」からキー設定一覧を表示します。

ここで「入力キー」でソートし、入力キーが「Henkan」のコマンドをすべて「IMEを有効化」に変更します。

同じように無変換キーでIMEを無効化するため、「Muhenkan」のコマンドをすべて「IMEを無効化」に変更します。

これでIMEがどのような状態でも、日本語を打つ前は変換を押す、半角で変換したくない場合は無変換を押す、で入力が始められます。

このように状態に関わらず結果が同じになる性質を「冪等性(べきとうせい)」と言います。